2007年に制定された労働契約法は、労働契約の成立、変更、終了などに関するルールを設定した法律です。
2012年にその一部が改正され、無期労働契約への転換(第18条※1)、「雇止め法理」の法定化(第19条※2)、期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止(第20条※3)という有期労働契約のルールが整備されました。
とくに、改正労働契約法第18条の無期労働契約への転換については、改正から5年が経過し、2018年4月より無期転換ルールが適用されるケースが本格化します。
チェックポイントで、無期転換ルールの対象となるか、ご自身の契約書等で契約状況を確認してみましょう。
労働者が、「生きがい」や「働きがい」を感じながら働くためには、安定した雇用とともに公正な処遇が必要です。
連合は、労働契約法の適正な運用と、有期労働契約のルールのさらなる改善に向けて、運動を展開しています。